ママコスメ・クレンジングバームの成分を解説

ダブル洗顔不要の洗浄力で、発売してから大好評のママコスメ、クレンジングバーム。

購入を検討している人もたくさんいるかと思います。

その決め手となるのが、その洗浄成分でしょう。またそんなにつよい洗浄成分だと、お肌への影響も気になります。

ここではママコスメ、クレンジングバームの成分を徹底調査してみました。

ママコスメ・クレンジングバームの全成分

ママコスメの全成分は以下のとおりです。

クレンジングで一番重要なのが、洗浄成分。ママコスメのクレンジングバームにおける主要成分であり、ベースの洗浄成分がこのパルミチン酸エチルヘキシルです。

これはクレンジング製品でよく使わえるオイルで、お肌にこびりついたメイクなどの汚れを浮かす働きをします。

この浮いた汚れを、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル

といった成分が洗い流します。

この２つの成分が、クレンジングバームのメインの洗浄成分ですが、両方ともケミカルな名前で、安全性に不安を抱くかもしれません。

しかしパルミチン酸エチルヘキシルは、赤ちゃんが使用しても大丈夫なほど、安全な成分であり、多くの化粧品でも使われていて、今の所、問題は報告されていません。

トリイソステアリン酸PEG-20グリセリルも、同じく安全な成分で、問題は報告されていません。

主要成分はこのように安全性の高いものが使用されているうえに、それを補うように自然成分もたっぷり使われています。

【アーティーチョーク】は、有名なハーブで健康食品などでもよく使われますが、お肌には、収れん作用があり、毛穴を引き締めてくれます。

【シャクヤク根エキス】漢方で有名な植物で、古来から鎮痛、血行促進、消炎、解熱などの薬としても用いられてきましたが、赤外線による肌のダメージを防ぐ効果、美肌効果があることをポーラ化成工業株式会社が発表しています。

【パパイン酵素】皮膚をなめらかにする効果があるので、スキンケア製品でよく使われる成分です。タンパク質を分解するので、角質細胞を分解して柔らかにしてくれます。

【マンダリン】シワなどを目立たなくする効果があります。というのも血行促進効果があり、皮膚を柔らかくして、肌の成長を促すためです。

【ざくろ】ポリフェノールが豊富にふくまれているので、アンチエイジング効果が非常に期待できます。ポリフェノールは、抗酸化作用があるので、身体の老化を防ぐためです。また、ビタミン類も豊富なため、それがお肌にハリやつやを与えます。

【ローズヒップ】ハーブティーで人気のローズヒップは、ビタミンCの爆弾といわれるほど、ローズヒップにはビタミンCが多く含まれていて、肌の表皮を支えているコラーゲンの生成を促してくれます。

【ホホバ油】成分が人間の皮脂とよく似ているので、肌に馴染むと同時に、肌の水分蒸発を防ぐ保水効果があります。潤いを長くキープしてくれます。

【オリーブ果樹油】オリーブの実からとれるオイルで、料理でもよく使われますが、美容オイルとしても使われます。ビタミンEが豊富に含まれていて、抗酸化作用があり、保湿力があります。

【スクワラン】動物や植物に含まれる自然由来の成分ですが、すこししか含まれていないので、とても貴重な成分です。人間の皮脂細胞内でも生成されていて、汗や水分と交じることでスクワランになり、それが皮脂膜となり、肌を紫外線や乾燥から守ります。

【ミツロウ】優れた保湿効果で知られているミツロウは、ミツバチの巣から得た蝋を生成したものです。

【アロエ】美容効果の高さで知られているアロエは、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酵素類などの栄養素が含まれています。お肌に関して言えば、美肌効果と美白効果があると言われています。

【グレープフルーツ】グレープフルーツは、おもに香り成分として使用されているようですが、ビタミンCも豊富に含まれているので、抗酸化作用も期待できます。

【ベルガモット】柑橘系の植物で、香りも非常に爽やかなので、アロマでも人気のある成分です。

【レモン】レモンもビタミンCが豊富に含まれた柑橘類です。香りもさわやかで、クレンジングの使用感を高めます。

ママコスメのクレンジングバームは、しっかりとした洗浄成分に、自然由来の成分がたくさん含まれているので、安心して使うことができるクレンジングと言えます